ほいくえんのとき、カタツムリがカラをぬいであるいているのをみつけた。はじめてはっ見してうれしかった。はたけにカラがいっぱいおちているから、カラにはいるところ、でるところを、どうしてもみたくて、ずっとかんさつしていた。でも、しらべてみると、ぼくがみたのはナメクジだった。ナメクジは、なんでカラがないのかな。カラなしでどうやって生きているのかな。いろんなくふうをしているだろうな、とおもってしらべたくなった。
ナメクジのことをいっぱいしりたくて、11のテーマでしらべた。ナメクジのせなかに、カラのあとのようなものをみつけた。カタツムリとは、からだの凸凹、あるきかた、しょっかくをかたほうだけしまう、などたくさんちがっていた。カラがなくてできるワザには、からだがよごれたらねんまくをだっぴみたいにぬぐ、かわいたらくろくちぢんでじっとする、2.5ミリのあなもくぐれる、5びょうでおきあがれる、などがわかった。よるがねむくてたいへんだったけど、いっぱいわかってうれしかった。