コードレス電話機の無接点充電器の充電効率の悪さを知り「充電に使用されなかった電気の行方はどうなっているのか?」「それを集めれば電気を再利用できるのではないか?」ということが動機となっている。
無駄になっていると思われる電気を回収するために、手作りの実験装置を考え実用的な電圧として3V以上の電圧を目標にして実験を繰り返した。実験1、2の結果をよく分析して、実験3以降はコイルに流す電流を速く切り替えたり、パルス的に電流を流す装置を作り調べたりしてデータを集めるなど発展的になっている。調べたことをすべて利用した照明スタンドを利用した実験では、コイル・ダイオード4本で生み出した電気を容量の大きな電解コンデンサーに充電してLEDを光らせる実験を行い、長時間点灯させることに成功した。