〔研究の動機〕
①カブトエビの乾燥卵を目覚めさせたい!
昨年の研究で、カブトエビから卵を採取してふ化させる実験をした。未乾燥の卵からはふ化したけれど、乾燥させた卵からは1カ月待っても1匹もふ化しなかった。そこで今年は、乾燥卵を目覚めさせる方法を調べることにした。
②タイリクカブトエビを見つけたい!
滋賀県にはアメリカカブトエビとタイリクカブトエビがいるらしい。しかし昨年の調査ではアメリカカブトエビしか見つからなかった。タイリクカブトエビを見つけるために、調査範囲を変えて大捜索した。
〔結論と感想〕
①乾燥卵の目覚めさせ方
最初「乾燥させる時間を変える」「紫外線を当てる」「水にエサを混ぜる」「シリンジで卵の中に水をしみこませる」「カラを傷つける」ことで、ふ化率を上げられるのではないかと予想し、実験した。その過程で、ふ化で大切なのは「卵の中に水があるか(しみこんでいるか)どうか」なんじゃないかと予想し、追加で実験を行った。結果、乾燥卵を5分間お酢につけることで、ふ化率を上げられることを発見した。
②タイリクカブトエビの捜索
180カ所の田んぼを調査し、11カ所の田んぼでタイリクカブトエビを見つけることができた。