ほいくえんのときに、おたまじゃくしのほんをよんだら、トマトとにぼしをたべるってのっていました。そして、しろいかみと、くろいかみをまいておくと、からだのいろがかわるってかいてあったよ。
わたしは、おたまじゃくしのほんにのっていなかったたべもので、なにがすきかしらべたくなりました。ほんとうにいろがかわるか、じっけんもしたくなって、やることにしました。
1.たべもののこと
おたまじゃくしににんきのあるたべものは、なにかな。。
2.からだのいろのこと
しろいかみとくろいかみをまいたすいそうに、おたまじゃくしをいれると、ほんとうにいろがかわるのかな。
1.たべもののじっけん
たべるものはなにがすきかしらべたよ。
じっけんにつかったたべもの かっているとき、おたまじゃくしがたべたものは、かまぼこ・トマト・にんじん・キャベツ。わたしは、りんごとチーズと、ほたてがいとソーセージもたして、じっけんすることにしたよ。だってこの4つもたべそうだなぁーとおもったから。8このたべものをいとでつるさげて、おたまじゃくしがはいっているすいそうに、そっといれたよ。
わたしは、はじめ、かまぼこに、5ひきか6ぴきくらい、くるとおもったよ。だって、かっているあいだ、かまぼこをいれると、すぐ、3びきか、4ひきくらいきたことがあるからだよ。
2.からだのいろのじっけん
わたしははじめ、ちいさいすいそうに、おたまじゃくしを1ぴきずついれたよ。そのあと、すいそうのまわりにしろいかみとくろいかみをまいたよ。おたまじゃくしとみずをこぼさないようにまいたよ。そのあとすいそうのうえもしろとくろでまいたよ。じっけんのあいだは、おなじばしょにおいて、おなじたべものをあげて、おなじようにみずをかえたよ。
いろがかわるのかたのしみだったよ。
1.たべものじっけん
はじめ たべものをいれたのに、おたまじゃくしは、かべのところや、したのところを、つっついていたよ。よくうごいていたよ。
7ふんたったよ りんごのまわりを、まわりながら、たべてたよ。
調べる川にポイントを決め観察した。 |
15ふんたったよ トマトのところにきたよ。 17ふんたったよ ほたてがいのところにきたよ |
|
23ぷんたったよ ちーずのところにきたよ。 かまぼこにもきたよ。 |
|
50ぷんたったよ にんじんのところにきたよ。 60ぷんたったよ ソーセージのところにきたよ。 |
|
さいご さいごまで、ほたてがいは、にんきだったよ。
2.いろのじっけん
はじめのひ 6/9 くろいいろのおたまじゃくしを、すいそうにいれて、しろいかみをまいたよ。しろっぽいおたまじゃくしをすいそうにいれて、くろいかみをまいたよ。
つぎのひ 6/10 ほんにかいてあったとおり、くろいおたまじゃくしがしろくなってきたよ。
しろっぽいおたまじゃくしが、くろくなってきたよ。
わたしはびっくりしました。
5かたったよ 6/14 このあいだよりも、しろいかみをまいたすいそうのおたまじゃくしは、しろくなったよ。
1.たべもののこと にんきものじゅんばん
1ばん ほたて(ずっと3びきから6ぴき)
2ばん そーせーじ(2ひき)
3ばん トマト(ときどき2ひき)
4ばん チーズ(1ぴき)
5ばん かまぼこ(ときどき1ぴき)
6ばん にんじん(ちょっとのあいだ1ぴき)
7ばん りんご(ちょっとのあいだ1ぴき)
8ばん キャベツ(1ぴきもこなかったよ)
2.いろのこと
ほんにかいてあったとおり、おたまじゃくしのすいそうをしろいかみでまいておくと、しろくなるよ。くろいかみでまいておくと、くろくなるよ。
・わたしはけんきゅうをやるまえに、ほんとうはドキドキしていたよ。だって、おたまじゃくしがどんなたべものをたべるのかな、どれからたべるのかな、いろがかわるのかなって、たのしみだったからだよ。わかってよかったよ。
・たべもののじっけんをやるまえ、かまぼこにくるとおもっていたけど、たべもののじっけんをしたら、ほたてがいにいっぱいきて、わたしは、こころのなかで、かまぼこにきてとおもいました。ほたてがいがにんきだったのは、においがぷんぷんしていたからだとおもいました。キャベツには、においがないから、おたまじゃくしには、においがこなかったとおもいました。おたまじゃくしには、わたしにはみえないけど、はながあるんだとおもったよ。わたしは、おたまじゃくしのはなを、みてみたいです。どこにあるのかな。しらべてみたいです。
・にんげんは、からだのいろをかえられないけど、おたまじゃくしは、いろをかえられるんだね。たこには、からだに、いろのたまがあって、いろをかえられるんだって、テレビでやっていたよ。おたまじゃくしも、それがあるのかもしれません。
・わたしは、こんどは、おたまじゃくしは、めがいいか、たしかめたいです。
指導について杉山千穂
入学前、おたまじゃくしの生態について書かれた本に興味を示し、その不思議さ、おもしろさにひかれ、繰り返し読みました。何度も読むうちに、食性や体色の変化について、自分自身で確かめたいという気持ちが膨らんでいきました。実験・観察に初めて取り組むため、本人の思いを大切に進めました。
食性を確かめる際には、おたまじゃくしの動きを見逃さぬようじっくりと観察を行うよう助言しました。においの強いホタテ貝に多くが集まり、においの少ないキャベツには何も集まらなかったことから、おたまじゃくしにはにおいがわかる鼻があるのではないかと予想を立て、今度は嗅覚について確かめてみたいという意欲をもつことができました。次の課題につながったことを、嬉しく思います。
体色の変化を観察した結果、確かに体色が変わることを目にした喜びと共に、人間にはないおたまじゃくしの不思議な力に、驚きを感じていました。
確かめたいという気持ちから始まった今回の観察・実験は、驚きや感動がつまった有意義な体験でした。これからも、身の回りのことをよく見つめ、興味を抱いたことに意欲的にかかわっていってほしいと思います。
審査評高家博成
おたまじゃくしは飼育がしやすく、いろいろな観察に都合のよい動物です。杉山さんは食べ物や体の色変わりに興味をもち、いろいろな食べ物を与えてみたり、周りの色を変えたりして観察しました。それぞれの実験ではていねいにあつかっていたり、時間をしっかりと計って観察したことなどがよかったと思います。ただ、食べ物の実験をするときは、口の特徴にも気をつけておくとよいと思います。食べ物を柔らかくにるとどうかな?
ページトップへ
発見!大磯の渋滞ポイント(1)~(3)
雨が降っても大丈夫!グランドに適した土とは?
汽水に生息する希少トンボの不思議
風と羽根のコラボレーション -その時、風車は回っ...
発見!大磯の渋滞ポイント(1)~(3)
雨が降っても大丈夫!グランドに適した土とは?
汽水に生息する希少トンボの不思議
風と羽根のコラボレーション -その時、風車は回った!...