ある日、創立10周年記念で植えられた「タラヨウの木」に気がつきました。「何か特別な木なのかなあ?」不思議に思いました。そこで、当時のことをよく知っている先生に「タラヨウ」について聞いてみました。すると、その先生は、「タラヨウの葉には字が書ける」「はがきの木と呼ばれている」「郵便局の木にもなっている」などのことを教えてくださいました。しかし、なぜ字が書けるのでしょう。また、タラヨウだけに字が書けるのでしょうか。不思議に思い、「タラヨウの葉」について研究することにしました。
タラヨウが「はがきの木」と呼ばれているわけは、タラヨウの場合、葉の大きさは大きく、固さは固く、厚さは厚く、凸凹は少なく、「変色度」は大きく、バックの色は薄いため、どの葉よりも文字をはっきりと書き残すことに適しているからである。
研究を通じて一番心に残っていることは、インターネットの情報が正しくなかったということです。インターネットでは「葉の外」の酸素と反応すると出ていましたが、実際は「葉の内部」の酸素と反応していました。真実は実験をして確かめなければ分からないと強く感じました。