研究の動機
ある日、ぼくはサイコロをふるように10円玉をふって遊んでいた。すると、父から10円玉の出る目は表と裏の2種類ではなく、じつは側面も含めて3種類であることを聞いた。実際、水平な机の上などでは側面を使って10円玉を立たせることができる。そこで、ぼくは10円玉をふって側面の出る確率を研究することにした。
結論と感想
実験前は、10円玉の側面で立つ確率は予想がつかなかった。しかし、表面積の違う数種類の直方体の消しゴムを使い、それぞれの消しゴムが立つ確率をグラフにすることによって、その関係を明らかにした。10円玉は1万回ふって約4度、側面で立つという予想をたてることができた。ますます確率の研究が面白いと思った。