〔研究の動機〕
小学2年生から4年生まで、さまざまな液体の光り方、蓄光物質の光り方について研究した。昨年から、自ら光る発光生物の発光に興味がわき、生き物が光る秘密に迫りたいと思い、この研究を始めた。
はじめは「ホタル」について調べたが、その過程で「ウミホタル」も発光することが分かり、乾燥ウミホタルを用いた研究を進めようと考えた。書籍で調べると、ウミホタルは水の温度が高すぎると発光しなくなることが分かったが、どのような液体でよく光るかは分からなかったので、調べていこうと考えた。
〔結論と感想〕
さまざまな液体で乾燥ウミホタルを光らせてみたが、液体によって光り方が全然違った。酢、レモン水、重曹、カビハイターなどの液体を使って実験した結果、酸性、中性、アルカリ性、さらにはpHに関係していることが分かった。一方、その明るさは「酸性>アルカリ性>中性」の順になっており、中性が一番光らない理由が大きな謎だった。その謎に迫るべく専門家に相談しながら新たな仮説をつくり、たくさんの実験を行った。液体を入れてからの時間と光の量について計測することで、光り方の特徴をグラフで捉えることができたが、今度は以前の実験結果との矛盾が生じてしまった。その矛盾を原動力に研究を進め、最終的に結果のグラフと実験方法を照らし合わせることで謎を解き明かすことができた。
この研究で多くの驚きや新たな疑問に出合えて楽しかった。またウミホタルの青く澄んだ儚い光の美しさには心が動かされた。謎が解けた時は達成感を味わうこともできた。この研究はたくさんの方々に支えられてできたので、感謝の気持ちでいっぱいである。これからも発光生物、光についての研究を続けていきたい。

