家の手伝いで私は時々草取りをしている。草取りをしていると取り難い草と取りやすい草があるのを感じる。また、前の日に雨が降ったときは、草が取りやすいように感じられる。草取りは時間がかかってなおかつ力が必要なときもある仕事である。できるだけ効率よく草取りができないかと思い、調べてみることにした。
方法
1)根の形状について文献調査をしてから、根の形状をモデル化した(ひげ根:長・短それぞれ5本・10本・20本・30本、主根/側根は側根の数5本・10本・20本・30本)。木の棒、ストロー、糸状樹脂、接着テープ、ボンドを使用した。
2)海岸で砂と小石を採取し土壌モデルとした。
3)根の土壌からの把握力を測る測定装置を作製した。半分に切った牛乳パックにモデル土壌を入れ、モデル根を埋めた。モデル根―滑車―重り台を結ぶミシン糸がまっすぐなことを確認し、重り台に硬貨を静かに乗せ、モデル根が動き始めるときの重りの重さを把握力とした。4回測定し平均値をグラフにまとめた。
実験