釣りと魚が大好きで、魚についての研究を続けている。昨年は、魚が食べていると思われるプランクトンの観察をした。そして本当にプランクトンを食べているのか、またはもっと大きなものを食べ物にしているのではないかと疑問に思い、解ぼうをし、胃の中のものを調べることにした。また、消化のしくみや体の違いなども気になり、調べてみた。
干した魚から、生の魚まで解ぼうしてみたら、胃の中からプランクトンらしきものが見つかったり、イワシなどの小魚が丸ごと入っていたりと、いろいろなものを食べていることがわかった。解ぼうはとても大変だったが、やっているうちにどこに何のぞう器があるか、判別できるようになった。ぞう器の色や形、位置などは魚によってちがいはあったが、基本的なつくりは同じだとわかった。解ぼうによって、生きるための体のしくみがわかり、有意義だった。