研究の動機
小学6年生の時にメダカは他の品種同士で受精するのか、受精したらどんな子や孫がうまれるのかを調べてみたところ、ヒメダカとクロメダカのかけ合わせでメンデルの法則に従って子や孫がうまれてくることがわかりました。そこで、雑種クロメダカ系、雑種クロメダカ系ヒメダカ色あり、雑種ヒメダカ系クロメダカ模様あり、雑種ヒメダカ系のそれぞれのメダカ同士で受精させたらその系統のメダカだけがうまれてくるのか疑問に思い、メンデルの法則の発展として調べてみることにしました。
結論と感想
純系クロメダカメス×純系ヒメダカオスの子供メスと純系クロメダカオス×純系ヒメダカメスの子供オスのかけ合わせでうまれた、クロメダカとヒメダカの両方の遺伝子をもつメダカ同士でかけ合わせてうまれたメダカはいつもクロメダカとヒメダカの両方の遺伝子をもっているという法則と、雑種ヒメダカ系クロメダカ模様ありのメダカ同士のかけ合わせでは、うまれる子供は全て雑種クロメダカ系ヒメダカ色ありのメダカであるという法則を発見しました。雑種クロメダカ系ヒメダカ色ありのメダカがうまれたのは顕性遺伝子であるクロメダカの遺伝子が強く影響していたためと考えられます。また、雑種ヒメダカ系クロメダカ模様ありの子供のメダカについては、同一染色体遺伝子をもつきょうだいからうまれたため、遺伝子に異常が発生したと思われます。