〔研究の動機〕
いつも、虫の不思議に興味があり、昨年は「バッタにいろいろな刺激を与えるとどうなるか?」。自ら実験方法や装置を考えて研究した。7月上旬、庭のホウセンカに真っ黒なイモムシが大発生して、父を困らせていた。父が9匹のイモムシを灼熱の駐車場のブロックに置いていったところ、それぞれ違う動きを始めたのである。特に疑問を持ったことは、始め花壇を目指していたあるイモムシが、途中で別の道に行き、先に日かげに着いたグループへ合流したのである。イモムシがどうやって仲間と合流できたのか知りたくなり、調べてみたいと思った。
〔結論と感想〕
実験1の方法と予想
迷路に空腹のセスジスズメとエサのホウセンカの葉を置き、観察した。実験前に予想される「お話ししていると考えられるイモムシの動き」を全て書きだし、点数化した。きっとお話ししながらエサへ着けると予想した。
結果
3回の実験で、1匹目のイモムシがエサをみつけた少し後に、2匹目のイモムシが後を追い、迷わずエサへ着いた場面が3度も見られた。
感想
エサを見つけたら仲間へ何らかの方法で伝える習性を持っているのだろうと感じた。
実験2の方法と予想
実験1のセスジスズメがいなくなったので、大きな違いはないと考え、実験2はオクラにいたワタノメイガで、仲間の後を追う要因別に実験した。1匹目の足跡の匂いをたどっていくと思っていた。
結果
予想と違って、全くエサへ近づかなかった。
全体のまとめ
葉から葉へ食べ歩くセスジスズメと、葉に包まリ過ごしているワタノメイガを比べて、「お話し」する虫としない虫がいるのは、生態の違いが深く関係しているのではないかと感じた。次は、イモムシが何をたよりに後を追うのか調べたい。

