夏もさかりを過ぎるころ、草むらにはオオカマキリの成虫の姿が見られるようになります。1匹採集してきて、家の中で飼いながら、観察してみました。
カマキリはときどき自分より大きな虫もつかまえてえさにしています。いったいどのくらいの大きさのものをつかまえるのでしょう。
いろいろな大きさのボタンを糸の先につけて、オオカマキリの目の前で虫が動くようにゆすってみたり、ボールをころがしてみたりしました。
オオカマキリのすみかは木や草の上ですね。ツルツルした葉もあれば、ざらざらの木もあり、細い茎もあります。家の中のいろいろな場所の歩き方を観察しました。
実験の結果
オオカマキリは大きな敵には自分の体を大きくみせようとして翅(はね)を拡げるといわれます。どんなとき翅を拡げるのでしょう。
手をふいに前に出す・・・拡げた。
オオカマキリの前足は足をとらえるカマで、歩く時は中足と後ろ足で歩きます。この「昆虫観察シリーズ」のその3の方法と同じようにして、スス紙をつくり、その上を歩かせてみました。
実験の結果