学校の運動場にある水道の水を飲んだ時、水道の1番左の水を飲んだらぬるかった。左から2番目の水を飲んだら、とてもつめたかった。同じ水道管の水なのに、つめたい水とぬるい水が出て来るのはなぜなのかと不思議に思った。
実験
1.水の温度について
大きい水そうの水の温度を左・まん中・右・上・下で15分ごと、1日ごとに計った。水そうに入れた水と空気とのさかい目の空気の温度、いろいろなコップに入れた水の温度、空気の温度、土の温度などについて追究した。
2.水の表面張力について
ようきにこぼれないくらいまで水をいっぱい入れ、表面にクリップをおいてどれくらいまでしんぼうできるか調べた。ようき、水、水温を変えて追究した。
3.コップの表面につく水てきについて
コップに温度のちがう水を入れて水てきのでき方を調べた。
結果・考察
①水温は、上の方が下よりも高かった。
②空気よりも水がはるかに高い温度の時は、空気の温度に近づこうとして水の温度がはやくぬけるが、だんだん空気の温度に近づいてくると水の温度があまり下がらなくなってくる。
③黒いコップの水が1番温度が高くなった。コップをまいているものやあつさも水の温度にえいきょうしていた。
④土はあたたまりやすくてさめやすい、水はあたたまりにくくてさめにくい。
⑤同じりょうの水が入っていてもコップの口が広い方が表面張力は大きい。
⑥意外と高い温度の水で水てきがつき、水てきのりょうはどんどんふえた。水てきは必ずあたたかいがわにできることが 分かった。
水道管の水の疑問についての答え
①同じ水道管でも太陽の光が当たりやすい所と当たりにくい所がある。
②水道管は太陽の光が当たると、めちゃくちゃあつくなるから、すぐ水をあたためてしまう。
③水道管の中の水はあたためられたら外に出されないかぎりはしばらくそのままのあたたかい温度である。だからぬるい水も出るし、冷たい水も出る。