過去の研究で基本的な仕組みは理解できているが実際、体はそんなに単純ではなく複雑な仕組みが働いている事は頭では分かっているが、どの様に働いているか実験などで確かめた事がない。そこで、今回の研究では、実際の測定結果を基に体の仕組みを理解したいと思いました。また、私の父が高血圧で血圧をおさえる薬を飲む様になり、一日や運動時などの血圧変化を調べたりもしました。それに伴って、血圧と脈拍の関連性があったので、脈拍についても一緒に研究しました。私の部活と熱中症に関して考えたりもしたし、熱中症対策についても、そこから分かればより良い研究になると考え多くの実験をしました。
今回の研究を通して、バイタルサインの重要性を更に理解しました。体の調子が単純に良いとか、悪いとかの感覚的な表現のみでは、体の状態を正しく把握することは困難です。脈拍だったら、それを数値に表すことで自分の運動範囲などを知ることができ、体に無茶をさせることが少なくなる事、血圧は、体の調子だけではなく、心の状態もある程度分かり、脈拍や血圧や体温を調べる事で自分の体の状態が感覚的ではなく科学的に把握でき、どこまで頑張れるかを知ることができます。研究をすればするほど、体の仕組みは良くできており無意識のうちに健康を保つ仕組みがあることに感心させられました。