草むしりをしていた時に枯れ葉の中から出てきた茶色のアマガエルは、緑色の葉の上に置いたが、1日たっても茶色のままだった。アマガエルの研究は小2の時から行ってきて、昨年の研究で700〜770nm付近の波長の光で体色変化することがわかったが、実験で変化した体色は自然界とは違い早く体色が戻る。体色変化の仕組みが違うのではないか。
アマガエルを飼育して自然界の体色変化を再現し、実験の体色変化と比較することによって体色変化の仕組みが違うことを確認できた。実験では目からの色情報を利用しているが、自然では、飼育環境どおりの時刻に変化していることから、体内時計を利用して体色変化しているという結論を得た。研究には、多くの人の協力と努力が必要であることを痛感した。