研究の動機
小学校2年生の5月21日朝、太陽と月が重なって見えたとき、辺りが暗くなり足元にあった木もれ日が少しずつ形を変えて三日月の木もれ日になっていた。まるで別世界に迷い込んだような不思議な気持ちになったことが忘れられず研究を続けている。昨年の研究のまとめでピンホールカメラと同じでないかと分かり、今年は自分の家の「押し入れ実験」でもっと詳しく理解したいと思った。
結論と感想
昨年の研究では、木もれ日を作る穴は虫メガネのレンズのようになっていると結論づけた。でも、その穴にレンズのようなものがない。しかし研究を続けて木もれ日の状態をつくることができ、どんな形の木もれ日もつくれた。まるで「木もれ日の魔術師」になったような気分だった。2年間の研究で「困ったと感じるときは、じつは新しい発見が待っていると思えばチャンス到来」と考え、いろいろなことに挑戦したいと思った。