研究の動機
昨年の自由研究で特定外来生物(オオキンケイギク)のことを調べたとき、屋久島にはたくさんの外来植物があることを知った。学校の植物観察会に参加して身のまわりのいろいろなおもしろい植物を教えてもらい、屋久島の外来植物について調べてみようと思った。昨年の秋から冬、春、夏まで約1年かけて屋久島で咲いている外来植物を探して記録し、図かんなどで調べてみた。さらに生育環境などについて、それぞれ割合を計算して特徴を分析してみることにした。
結論と感想
◇この調査で36科83種の外来植物を確認した◇文献による調査で1992年には外来植物の割合は約8.9%だったが今は約11.5%に増えていた◇外来植物のほとんどが日当たりのよい場所に生育していた。全体の70%が群生していた◇調査では名前の分からない外来植物もあったので実際の種数や割合はもっと多いと思う◇外来植物はあまりよくないと思っていたがたくさんのチョウや虫のエサになっているものもあることを知った◇屋久島に外来植物を増やさないためのポイントも考えた。