研究の動機
太陽光発電は化石燃料と違い、発電時に温室効果ガスを出さないクリーンエネルギーとして注目されている。現在、一般家庭でも普及しつつある結晶シリコン型ソーラーパネルはコストが高い。そこで、製作が簡単でコストが低い、色素増感太陽電池に注目した。しかし、耐久性と発電効率が悪く、実用化していなかった。だから実用化に向けて発電効率を上げる研究を行った。
結論と感想
私は酸化チタンがたくさんあった方が、色素がたくさん吸着して起電力は上がると思った。しかし、起電力が1番大きくなったのは酸化チタン膜の厚さが0.02mmのときで、それ以上でもそれ以下の厚さでも大きくならなかった。また、色素はコーヒーの色素のときに起電力が大きくなった。この実験では、酸化チタンを導電性ガラスに塗布する際、ムラがないようにスピンコートを自作した。このスピンコートのおかげで均一性は上がり、実験の正確性が増したのでよかった。