研究の動機
私は物心ついた頃から金魚を飼っていて、その飼育歴はおよそ12年だ。
3年前に友人から金魚をゆずってもらい卵から成長した金魚を、コロナ禍の休校中に観察し様々なことに疑問を持ち、興味がわいた。研究として小6は金魚の観察日記と歴史、中1は光環境における金魚の成長の違い、金魚の五感について実験を行った。その結果から今年は昨年行えなかった実験と興味のあることから「金魚の好む音楽」「金魚の鏡の認識」「金魚の群れ」について研究した。
結論と感想
「金魚の音楽の好み」の実験は童謡、演歌、民謡、ボーカロイドの曲で好む結果が出たため、金魚は音楽の好みがあると考えられる。「金魚の鏡の認識」の実験は「鏡像自己認知」を証明することはできなかったが、予想通り実物の金魚よりも鏡への興味を多く示し、金魚は鏡をしっかり認識していると考えられる。「金魚の群れ」の実験は様々な方法で泳ぎ方や群れを観察したが、群れには様々な形があり先頭は偶発的であることがわかった。今回の実験では実験結果を分析するのがとても大変であった。金魚が夢にも出てくるほど実験分析に没頭した。鏡の実験は特に研究を続けていきたいと思う。