〔研究の動機〕
私の母校の小学校の校庭には、雨上がりにぶよぶよになる危険な「藻」が生息していました。小学5年生の時(2年前)「イシクラゲを無くし、安全な校庭にしよう。」と思ったのがきっかけです。まず1年目では、イシクラゲの生態について探ろうと、探究活動を始めました。2年目にはイシクラゲのげきたい方法を見つけるために実験をしました。そして今年は、イシクラゲを、嫌われものの存在から、好かれる存在に変えようと思いました。そこで、イシクラゲを食用としている島があることを知ったので、何かヒントになるものを探しに、沖縄県宮古島市に探究の旅に行くことにしました。
〔結論と感想〕
1年目の研究では、水はけの悪い場所に生息し、光合成をしていることがわかりました。2年目の研究では、浸透圧を利用して、クエン酸と消石灰をかけることでげきたいできることがわかりました。そして3年目の今回の研究では、一番よく育つ土を探る実験をしましたが、どれもあまり育たず、原因もあいまいでした。そこで宮古島に行って調査したところ、水道水をあたえていたから育たないことがわかりました。また、宮古島では昔からえんぎの良い食材とされ、さまざまな調査方法があることもわかりました。来年の研究では、培養実験を行いながら、利用方法を考案したいです。