〔研究の動機〕
小学3年生の時にかっていたメダカが卵をうみ、赤ちゃんがうまれました。その時にメダカの卵がふ化するまで何日かかるか疑問に思い研究をはじめました。昨年はメダカの卵の中をけんび鏡でふ化するまで毎日観察しました。その時に卵の中の稚魚の中には他の稚魚と比べて心臓の動きがゆっくりな稚魚がいました。そこで今年はけんび鏡で観察する時に心拍を数えて、心臓の動きがゆっくりな稚魚の成長を観察しようと思いこの研究をしました。また今まで疑問に思っていた、飼育水、容器の色によって卵の成長は異なるのかもあわせて研究しました。
〔結論と感想〕
今回の研究で、メダカには好みの色がある事が分かりました。また、卵の中の稚魚も親メダカと同じ色が好きで、好きなら早くふ化するのでないかと思いましたが、産卵床に付着していた色と同じ容器に入れた卵(番号1)も違う卵(番号2)も、ふ化日数は変わりませんでした。しかし、卵のふ化数とその後の成長は少し影きょうがあるのではないかと思いました。(実験2-2)飼育水ごとの日数では予想どおりカイロをまいた容器に入れた卵が一番早くふ化しました。しかし、塩浴に使われる塩水で飼育した卵はふ化率も高いと予想していましたが8個中2個しかふ化せず8月10日時点で生きている魚も塩水だけ一匹もいませんでした。次回は塩水の濃度も考えながら研究したいと思います。