理科でチョウが大きくなる様子を勉強しました。びっくりしたことは、チョウの仲間の育ち方が体の形を大きく変えることでした。と中でさなぎになったり、大人になるとよう虫の時とは全ぜんちがう体の形になります。また、はじめは虫めがねで見るほど小さなよう虫が葉を一生けん命食べて、3cmぐらいまでどんどん大きくなるのも、とてもおどろきました。そこで、わたしは家にあるゆずの木にくるクロアゲハのたまごを見つけて自分で世話をしながら、せい長の様子をくわしく観察して、どうやって大きくなるのかを調べてみることにしました。
体の大きさ調べ
毎日夜によう虫の頭の先からおしりの先まで定ぎで長さをはかって記録し、デジタルカメラで写真をとった。
食べる葉の量調べ
毎日夜によう虫が食べる葉を交かんした。どれくらい葉を食べたかを1mmほうがん紙の四角何こ分かで表した。四角全部にならない時は2つ分で1つとして計算した。
ふんの様子
毎日葉を取りかえるときチョウの部屋のそうじをした。その時にかた付けたフンを時々取っておいた。フンをボンドで固めて標本にした。だっ皮した時によう虫が食べてしまう前に頭のからを取り、それもいっしょに標本にした。
よう虫の歩く様子
イチゴパックのよう器の中のよう虫の体の様子や歩いた後を虫めがねでよく観察し、写真をとった。
結果
1)よう虫の体は、生まれてから13日ぐらいはゆっくり大きくなって、その後さなぎになるまでの13日間に急げきに大きくなった。だっ皮前に少し小さくなった。2)20日ぐらいから食べる量が急に多くなり、だっ皮の前後にはあまり食べないことがわかった。3)よう虫が大きくなると、ふんやぬけがらも大きくなり、さなぎになる直前と成虫になったばかりは、げりのようなふんをすることがわかった。4)よう虫は糸をはきながら歩くこと、16本の足を使いさなぎになるためにこの糸を上手に利用していることがわかった。
よう虫の食べた葉の量 |
よう虫の足は16本 |