コンクール受賞、しかも、文部科学大臣奨励賞との連絡を受け、受賞の驚き、そして喜びで胸がいっぱいになりました。
研究のきっかけは買い物に行ったスーパーで、何気なく手に取ったレタスの茎に、赤いものと白いものがあることに気づいたことでした。
それからは次から次へと新たな疑問がわいてきました。それらをパズルを整理するように解き明かしていくことで、レタスの茎の変色の秘密を探ることができました。
今回の研究で、一つのなぞが解けると新たななぞが出てくる。そのなぞを解く楽しさ、調べることの楽しさを実感することができました。
これからも何気ない疑問、ふしぎに思ったことなど大切にしていきたいと思います。
今年もまた、この会場に来ることができてとてもうれしく思っています。二年連続で文部科学大臣奨励賞をいただくことができるなんて、思いもしませんでした。
思うような結果を得られず投げ出したくなることが何度もありましたが、そのたびに去年、おととしと表彰式後のパーティーで励ましてくださった先生方の顔を思い出し、またあの場所へいきたいという思いがわきました。
周りから激励され評価してもらえるということは自己を肯定し、向上心を伸ばし、成長させてくれるものだと改めて考えさせられました。
これからも好奇心や探究心を失わず真実を見極める力をつけるよう努力していきたいと思っています。