2年生の夏休みにスーパーマーケットで、コーカサスオオカブトを父に買ってもらったのが昆虫を飼い始めるきっかけでした。その年の秋に卵がたくさん産まれたのを見て、「どうやって幼虫が出てきて大きくなるのだろう」とか「外国の昆虫でも日本で生きていけるのだろうか」とか考えて、観察を始めました。これまで飼育したカブトムシやクワガタムシは2000匹を超えています。
外国の昆虫たちは日本の四季にどう反応するのかを、室内で飼育し冬を中心に観察した。
① | 赤道に近い中南米にいるカブトムシ:ヘラクレスヘラクレス・ヘラクレスエクアトリアヌス・ヘラクレスオキシデンタリス・ヘラクレスリッキー・ヘラクレスレイディ・ヘラクレスセプテントリオナリス・ヘラクレスモリシマイ・サタンオオカブト |
② | 赤道に近い東南アジアにいるクワガタムシ:スマトラオオヒラタクワガタ・メタリフェルホソアカクワガタ |
日本にいるカブトムシ・オオクワガタ・ノコギリクワガタ |
②スマトラオオヒラタクワガタとメタリフェルホソアカクワガタの卵を10個ずつ、卵に使うスポンジからきん糸びんまでに使う水を、水道水、マイナスイオン水、ミネラルウォーターにして、羽化後のメスとオスの割合を比較した。
③ホワイトアイのオオクワガタのオスとメスから生まれた幼虫の目を調べた。
昨年度は、初めと結果だけを観察していたので一直線に餌に向かうように見えたことがわかった。まず、変形体は自分の体を葉脈のように伸ばして、広い面となって餌を探していく。餌に体が触れると、今まで放射状に伸びていた細い管が、まるで中心の太い管に吸収されるようになり、餌に集中する。これは単細胞の変形菌にとっては、とても効果的な方法だと考えられる。また、変形体はお互いの位置を感じて避けあう様子も見られた。原形質流動は管の中を原形質が1秒間に約0.1mmから0.8mmのスピードで進んでいた。ほぼ同じ時間間隔で逆流するところもあるが、先端部分では伸びる方向に長く流れ、全体として引き返しながらも進んでいく。 |
ホワイトアイの子