お弁当に入っていたちくわはよく煮込んであり、固くなっていた。しかし、家で煮てすぐに食べたちくわはふんわり柔らかかった。この経験を科学部で話してみると、「じゃあ、ちくわの研究をやってみようか」という話になった。そこで、科学部の理科研究として取り組むことにした。
方法
固さ測定装置を自作した:包丁にバネばかりを取り付け、切る瞬間の力の大きさで固さを表すことにした。
追究 1 長い時間煮込むと固くなるのでないか。
追究 2 醤油の濃さによって固さが変わるのではないか。
追究 3 ちくわの断面はどうなっているのか。
追究 4 内部の穴とちくわの固さには関係があるのか。
追究 5 ちくわの水分が抜けるから固くなるのか。
追究 6 醤油に入っている成分や煮るときに使うもので固くなるのか。
追究 7 煮ているときの温度変化。
追究 8 沸とうする時の泡。
追究 9 醤油やみりん、酢に漬けたときのちくわの変化。
追究10 食塩に漬けても水分が抜けるか。
追究11 浸透圧が原因か。
追究12 塩化コバルトを混ぜた自作のちくわでは水分が抜けるか。
追究13 ちくわ以外の練り物でも同じことが言えるか。
追究14 ちくわの穴の中と外で温度の変化に違いがあるか。
追究15 じっくり煮ると固くなるのか。を調べた。