小学2年生から、おいしいトマトを作る研究を進めてきた。昨年度は酸性雨の影響について調べ、成長や実の数は、pHが低くなる程悪くなることが分かった。この研究の過程で、酸性雨だけでなくアルカリ性雨の場合もあったので、今年度はアルカリ性がトマトの育ちに与える影響について調べてみることにした。
最初は、様々な種類のアルカリ性の液を使って実験していたが、同じpHでも結果がバラバラになった。理由は、同じ濃さの液でも、その液自体の持つ養分の違いや性質により変化が出るためだと考え、その後は重曹でpHを変えながら調べることにした。
その結果、強いアルカリ性は成長を阻害するが、アルカリ性と酸性では、アルカリ性の方がトマトの成長(丈・糖度)に良い影響を与えるらしいと納得した。