研究の動機
ある日、サッカー部の友達が困った様子で話をしていた。聞くと、「グラウンドのブラシがけをする時にブラシが跳ねてしまって、地面をきれいにならすことができない」という話だった。大会も近いサッカー部がグラウンド整備に時間をとられて、練習の時間が短くなっているのはかわいそうだ。サッカー部の友達のために、なんとかこの問題を解決したいと思い、研究してみることにした。
結論と感想
ブラシの質量が大きいと弾性力が小さくなり跳ねにくい。ブラシを引く速度を上げると毛がよく曲がることから弾性力が強くなり、跳ねやすくなる。毛の角度を小さくすると、毛が元に戻ろうとする力が弱まるため弾性力が弱くなる。そのため跳ねにくくなる。ブラシの柄の上部にひもをつけると、ブラシの代わりにひもが振動を吸収する効果は大きくなる。弾性力が弱まるため跳ねにくい。今回、友達の一言から始まって、ホッピング現象を解明することができた。これからも不思議に思ったことがあれば研究していきたい。