研究の動機
1年生の時、学校で育てた赤色のアサガオの花の色を紫色に変えることが出来ないかと考え、赤い花と青い花を受粉させてみた。1年目は種ができず、2年目に種を作ることにやっと成功した。
3年目の昨年、その種(子どもの代)から青色の花と、目当ての紫色の花をついに咲かせることができた。
今年は、その次の代(孫の代)について、花の色の出現の仕方について、さらに観察や実験を進めて花の色の変わり方の規則性を見つけたいと思った。
結論と感想
今年はアサガオの発芽後の育ちが悪く、そのため個体数が少なくなり、十分に信頼できるデータが取れなかったのが残念だった。
アジサイのように、花の色が土壌のpHの影響を受けるかと思ったが、そうではないことが分かった。ただし、そもそもサンプルの土に大きなpHの違いがなかったので確実ではない。しかし、赤と青の花では花びらのpHに違いがみられた。また、メンデルの遺伝の法則を自分のアサガオに当てはめてみたが、違っていた。個体数が少なかったためかもしれない。
今年は、はっきり結論を出せないことが多かったが、いろいろ新しく分かったことも多かった。
今度は、孫世代の種類を絞り、個体数を多くして調べたい。