〔研究の動機〕
夏休みになり学童でお弁当を食べる毎日が始まったけれど、学童には冷蔵庫がない。今年の新潟の夏は特に暑くお弁当は朝からお昼に食べるまで暑い夏の日に放置される。お母さんはメニューを工夫してくれているけれどお弁当が腐ってしまわないか心配だった。本当に安全で美味しいお弁当が食べたい。そこで、食べ物のくさりかたを調べて新潟の暑い夏に負けない最強のお弁当メニューを考えようと思った。
〔結論と感想〕
くさりにくいお弁当メニューを考えようと実験を始めたが、予想に反して見た目やにおいだけではくさり始めを判断するのは難しかった。菌の数とpHを調べてみたことで、見た目やにおいではわからなくても菌が増えてくさり始めていることがわかった。実験からくさりにくいといわれるしょうがやしそなどの食べ物の効果を確認できて面白かった。また、あまり期待していなかった抗菌シートの効果は絶大で、今度は抗菌成分のわさび効果も試してみたい。実験から最強のお弁当メニューは、白いごはんと手作りのしょうが焼き、加工食品の冷凍のチキンナゲットやソーセージ、コショウ味のポテトとプチトマト、しそ味の厚焼き卵にデザートはキウイになった。この実験を生かせば衛生面にも注意して安全で美味しいお弁当になると思う。