研究の動機
4年前、山梨に行ったときにコンクリートの壁の小さな穴の中にアリの巣を見つけた。気になって棒で突いてみると中からアリがあふれ出てきた。その後、周りを調べてみると色々な場所からアリの巣が見つかった。例えば木の中の空洞や石の下、木の皮の下だ。私はこんなにも違う場所にアリがいるのだと感動し、研究を始めた。
結論と感想
最初に行ったのはアリによって登る能力が違うのに疑問を覚えたので、アリの登る能力と足の構造の関係を調べた。その結果登る能力が高いアリには3つの共通点があることがわかった。次の実験では前の実験で発見したケシヤドリと言われるものと登る能力との関係性を調べた。ケシヤドリというのはアリの前足のふ節部分についているもので役割は分かっていない。その結果ケシヤドリは6種類の形に分けられ、関係性もあった。またケシヤドリの役割も発見した。