〔研究の動機〕
誰かを助けるために、他の誰かを犠牲にするのは許されるのか? と問うトロッコ問題を知り、本当に考えるべきは誰を犠牲にするかなのではないかと思った。そこで、電車の速度や、助ける人と自分がどのくらい離れた位置にいるのか、計算で求め、実際に人が認識できる距離がどのくらいなのか実験してみることにした。本当に犠牲者を生むことしか選べない状況なのか知りたかった。
〔結論と感想〕
想定していたよりずっと近かった。照明があっても、人は見えない。光は見えるが、何の光か判別できない可能性がある。助ける人との距離が近いので、助けられる場合はかなりの余裕があり、助けられないほどだったら、自分も危険で、誰かの犠牲を考える余裕さえないことが分かった。与えられた選択肢だけにとらわれることなく、どういう状況なのか把握するために勉強が必要なんだと分かった。