研究の動機
1学期の中間テストが終わった日に毎年部活動参観が行われている。この部活動は、新1年生が初めて参加する。この日は、顧問の先生が「1年生にとって初めての部活動だから、これで遊んでみよう」と言って、洗剤を出してくれた。シャボン玉作りだった。友達と一緒にシャボン玉を飛ばし、それを眺めていると、シャボン玉の模様がゆらゆらと揺らぎながら、色が変化することに気付いた。この模様の不思議さに興味を持ち、研究に取り組むことにした。
結論と感想
シャボン玉の表面の厚さが変わると、揺らぐ模様の色が変化することが分かった。特に、表面には、下向きに引っぱる力が強く働き、シャボン液が下にたまることで分厚くなるため、縞模様が下降することが分かった。また、表面はシャボン液の流れがあり、温度差が生じた時にシャボン液が対流することで、模様が揺らぐことが分かった。これらのさまざまな要因が複雑にからみ合って美しい模様ができることに感動した。