〔研究の動機〕
プールの時間にお友だちと水中にもぐった時に、お友だちがムーと言っている声が聞こえました。2019年の自由研究で空気が振動して音が伝わる研究をしました。もしかしたら、水も音を伝えることができるのではないかと思いました。また。他の物質はどうか調べてみたくなりました。ドアに耳をあててノックすると、ドアからコンコンという音が聞こえます。水や他の物質はどのように音を伝えているのか知りたくなりました。
〔結論と感想〕
一般的に気体→液体→固体の順で分子の数が多くなり密度が高くなるので、気体→液体→固体の順番で音が速く大きく伝わることが分かりました。人は陸上で生活する動物なので、水中では(音色も異なるために)音が聞きづらいと感じます。プールサイドの先生の声が聞こえづらいのは、さらに音のエネルギーの大部分が異なる物質間の境界線で分散吸収されるからだと気づきました。一つ一つの工程を丁寧に考えることで、これまであたり前だと思っていたことが、しっかり理解できました。科学っておもしろいと思いました。