ゆうき・あき
1990年東京都生まれ。高校時代、「流体力学」の研究に取り組み、その研究成果を発表した「高校生科学技術チャンレジ(JSEC2006)」で文部科学大臣賞、YKK特別賞を受賞。大学時代には、ノーベル賞受賞者を招いて行われるAsia Science Campに参加し、銅メダルを獲得した。ロンドン大学留学などを経験し、大学卒業後の2012年 、仲間とともに「オリィ研究所」を創設。分身ロボット「OriHime」の量産化に備え、体制を整えている。ゆうき・あき
1990年東京都生まれ。高校時代、「流体力学」の研究に取り組み、その研究成果を発表した「高校生科学技術チャンレジ(JSEC2006)」で文部科学大臣賞、YKK特別賞を受賞。大学時代には、ノーベル賞受賞者を招いて行われるAsia Science Campに参加し、銅メダルを獲得した。ロンドン大学留学などを経験し、大学卒業後の2012年 、仲間とともに「オリィ研究所」を創設。分身ロボット「OriHime」の量産化に備え、体制を整えている。カタツムリの交尾を見つけたことから、卵の数、餌の違いによる成長の様子、心臓の動きなどを観察。46ページにもわたってノートにまとめた。審査員からは「小学1年生の作品とは言えないほど、細かい観察に優れている」と評価された。
結城さん:
オモチャよりも、身近な不思議に興味のある子どもで゙した。ご飯一合が何粒なのか数えたり、カタツムリの殻の左巻き右巻きの違いを調べたり......。母の助言もあり、調べたことをノートにまとめ、コンテストに出すという初めての挑戦をしたのがシゼコンです。1等賞をいただき、調べることが好きになりました。次のコンテストへのステップアップにもつながりました。結城さん:
高校時代には「高校生科学技術チャレンジ」や「国際学生科学・技術フェア」といったコンテストに出場。科学研究に興味を持つ、多くの友人を得ることができました。現在の会社の代表取締役もその一人。彼は遠隔操作で自在に動かせる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を開発していました。「OriHime」は、病院やリハビリ施設への提供をはじめ、テレワーク、遠隔教育などさまざまな活用法があります。ここにビジネスの広がりを感じ、仲間とともに、「OriHime」を開発・製造する会社を、大学卒業後に起業しました。結城さん:
現在、「OriHime」を世に広めたり、資金調達したりと広報・財務を主に担当しています。「調査し、まとめ、プレゼンする」のは得意分野の一つ。これは、さまざまなコンテストに出て経験を積んできたおかげです。「OriHime」を自分自身の人生にもうまく活用していきたいですね。今後、結婚して出産、子育てとなったときも、「OriHime」を通して会社の様子を見続ける。そんなモデルケースにもなっていきたいと考えています。