私の父はいつもゴワゴワのバスタオルを使う。新しいタオルは、水を吸いにくいのできらいだという。そこで、肌ざわりも吸水も良いタオルはどんな性質があり、どうすれば作れるのか調べてみようと思った。
実験Ⅰ. 外干しした新しいタオルAと古いタオルB、乾そう機で乾かした新しいタオルCと古いタオルDについて、特ちょうを調べた。
(1)| ① | 手ざわりや見ためのちがいを調べた。 | 
| ② | せんいをけんび鏡で観察した。 | 
| ③ | タオルを半分にたたんで、輪の中央をノギスで測った。 | 
| ① | おけに水を2500cc入れた。 | 
| ② | 水面にタオルをそっと置いて、底に沈み静止するまでの時間をストップウォッチで計った。 | 
| ③ | タオルつりさげクンをとりつけ、上に持ち上げた。1秒に1回のペースで水てきが落ちるようになるまで持ち上げていた。 | 
| ④ | 残ったおけの中の水の量を量った。 | 
結果
下表参照。
実験Ⅱ.使い古したタオルの乾かす方法による変化を調べた。
| ① | 新しいタオルを26回洗った。 | 
| ② | 強くはらった(a:20回 b:5回) かるく上下にふった(c:20回 d:5回) e:何もしなかった | 
| ③ | 乾いたタオルの肌ざわりの順位をつけた。母にも同じようにしてもらった。 | 
| ④ | 厚み・吸水時間・吸水量を測った。タオルつりさげクンは持っていなくても良いように改良した。 | 
| ⑤ | 8月23日から9月21日まで同じ作業を続け、天気・風・干し方も記録した。 | 
| ⑥ | それぞれに順位をつけた。 | 
結果・考察・分かったこと
(1)タオルの感触と厚みはaとcが良かった。
(2)吸水時間はdとeが良かった。
(3)吸水量はcとeが良かった。
(4)吸水スピードはおそいが、感触・厚み・吸水量が良いのはcだった。
(5)父は吸水スピードが速いからゴワゴワタオルが好きだと考えられる。吸水量は悪いが、吸水スピードが速くて感触の良い、強く何回もはらったタオルをすすめたい。
古いタオルと新しいタオルの特ちょう

吸水性

