研究の動機
小学5年生の夏休みの自由研究で紫外線を当てたらいろいろな色に光る蛍光反応に興味をもった。小学6年生の時には、化学肥料区、化学肥料と有機肥料のミックス区、有機肥料区、消石灰区に分けてニンジンを育てたところ、肥料の違いがニンジンの中の蛍光色の違いと関係があるような結果となった。そこで今年は、畑の中の肥料の違いを蛍光反応で見ようと思ったことが動機である。
結論と感想
肥料の種類の違いによる蛍光特性は水を散布しながら、土中で正確に色が計測できれば蛍光画像により、土中の肥料の種類が分かる可能性がある。肥料の濃度の違いによる蛍光特性は、土中の蛍光画像によりその強度が計測できれば土中の肥料の量も推定できるほ場の深さの違いによる肥料の浸透は、今後は耕うんしたところに水の量を増やして観察する必要がある。